FOMCは金利据え置き、議事改革を発表
米国聯準會は29日未明に金利決定を発表し、10票賛成、2票反対で金利据え置きを決定した。会合では米国経済活動の拡大継続、国内消費支出の底堅さが指摘された一方、インフレ高止まりへの懸念も残り、関連情報は引き続き市場で消化され、長期米国債利回りは5%近辺で変動した。華許議長は聯準會の制度改革を発表し、現行FOMCは年8回開催のうち、2028年からは2回を金融政策の討議に特化し、6回のみで金利採決を行うとした。
PCEは予想通り、第三季GDPは予想を上回る
米国商務部が発表した9月個人消費支出物価指数は前年比3.6%上昇で、市場予想の3.7%とほぼ一致した。食品とエネルギーなど変動の大きい項目を除いたコアPCEは前年比3.1%上昇で、こちらも市場予想通りだった。同時に発表された米国第三季国内生産毛額は前期比年率3.4%増で、市場予想の3.1%を上回り、消費と経済全体の支えは依然強いことが示された。インフレ高止まりと成長上振れの組み合わせの下、市場は聯準會の今後の金利パスを評価し続け、株式市場は寄り付きで圧力を受けた。
Alphabet決算は失望、微軟は好調
注目銘柄では、Alphabetが28日引け後に第三季決算を発表し、売上高は1275.8億美元で市場予想の1282.2億美元を下回り、調整後一株当たり利益は2.67美元で予想の3.02美元を下回り、AI資本支出は513.6億美元に達した。微軟が発表した2027第一季決算は、売上高が922.8億美元で市場予想の906.3億美元を上回り、一株当たり利益4.89美元も予想を上回り、クラウド事業の売上高が前年比30%増となったことがもう一つの大きな注目点だった。2大テック企業の決算の明暗が市場の焦点となった。
米株寄り付きの原稿執筆時点では、主要4指数はいずれも下落し、ダウ工業株指数は224.18ポイント安の0.43%安、S&P500指数は32.89ポイント安の0.42%安、ナスダック総合指数は343.16ポイント安の1.29%安、フィラデルフィア半導体指数は189.58ポイント安の1.62%安だった。個別銘柄では、微軟が5.03美元高の0.95%高、Alphabetが41.62美元安の12.93%安、聯電ADRが0.91美元安の4.86%安、台積電ADRが6.41美元安の1.46%安だった。また、台指期夜盤は254.00ポイント安で、21時38分頃時点で46,315ポイントと報じられ、数字はいずれも締め切り前の更新で、株価は実際の気配値を基準とされたい。