米株の売り圧力が波及 台湾株は45000ポイントを割り込む
米主要4指数がそろって下落し、台湾指数先物の夜間取引が643ポイント急落した影響で、台北株式市場は30日、228.54ポイント安の46139.79ポイントで寄り付いた。台湾ドルの対米ドル相場が再び10銭超下落する中、売り圧力が拡大し、加権指数は場中に一時44726.26ポイントまで下落し、1642.07ポイント安となり45000ポイントの大台を割り込んだ。引けにかけて下げ幅は縮小したものの、終値は1156.5ポイント安(下落率2.49%)の45211.83ポイントで、出来高は8777.3億元だった。
8大政府系は台新新光フィナンシャルHDを買い越し 台湾セメントを5179株売り越し
8大政府系銀行の売買動向を見ると、本日の買い越し上位10銘柄は金融株と電子株が中心だった。買い越しチャンピオン建材は台新新光フィナンシャルHD2887で、6620株を買い越し。第2位はUMC2303で、6021株を買い越し。第3位はコンパル2324で、5754株を買い越した。第4位から第10位は順に、パワーシップ6770が3636株、ヤゲオ2327が3340株、イノラックス3481が3066株、キンポ2312が2529株、ウィストロン3231が2496株、ナンヤ・プラスチックス1303が2411株、デルタ電子2308が2319株の買い越しだった。注目されるのは、デルタ電子が本日ストップ安価格1335元に触れながらも買い越されたことだ。
売り越し側では台湾セメント1101が5179株で最多となり、売り越し首位。第2位はエバーグリーン海運2603で、2608株の売り越し。第3位は合庫金融5880で、2567株の売り越しだった。第4位から第10位は順に、兆豊金融2886が2535株、第一金融2892が2502株、陽明海運2609が2468株、統一企業1216が2239株、華南金融2880が1836株、ハンスター・ディスプレイ6116が1600株、大亜電線電纜1609が1598株の売り越しだった。リストを見ると、売り越し対象は一部の金融、海運、伝統産業銘柄に集中し、このうち金融株が4席を占めている。
三大法人は1398億元売り越し 投信は14営業日連続買い
三大法人の売買では、外国人投資家が2営業日連続の売り越しとなり、本日は1124.67億元を売り越した。投信は14営業日連続の買い越しで239.93億元を買い増し。自営商は自己売買で38.4億元、ヘッジ取引で475.29億元をそれぞれ売り越し、三大法人合計で1398.43億元の売り越しとなった。台湾株は本日、週足と月足が同時に確定し、今週の加権指数は累計829.6ポイント安(下落率約1.8%)で、週足は3週連続の陰線。10月は累計2728.3ポイント安(下落率約5.69%)で、月足も陰線となった。中小型株も売り圧力を免れず、店頭市場指数は終値で17.11ポイント安(下落率4.42%)の370.26ポイントだった。
さらに見ると、外国人投資家の本日の買い越し上位5銘柄は陽明海運、台湾セメント、台湾中小企業銀行、中華電信及び合庫金融、売り越し上位5銘柄はAUO、パワーシップ、ヤゲオ、ナンヤ・プラスチックス及びコンパルだった。このうち外国人が買い越した陽明海運、台湾セメント及び合庫金融はいずれも8大政府系の売り越し上位10銘柄に登場。外国人が売り越したパワーシップ、ヤゲオ、ナンヤ・プラスチックス及びコンパルは8大政府系が買い越した。投信の買い越し上位5銘柄は台新新光フィナンシャルHD、中信金融、ベンキュー、ASE及び玉山金融、売り越し上位5銘柄はUMC、チャイナエアライン、遠東新世紀、台湾セメント及びAUOだった。その中で台新新光金は投信と8大政府系の双方に買い越され、UMCは投信売り越し・8大政府系買い越しと divergent な動きとなった。