UURL 財經新聞FINANCE
UURL 財経ニュース · 台湾市況+深掘り改稿 · 毎時更新

10月非農業部門雇用者数は16.5万人増、FRBの12月利上げ観測が強まる

ブラウザ読み上げ · DL不要

30秒要点

米国の10月非農業部門雇用者数は16.5万人増と、予想の6.5万人を大幅に上回り、失業率は4.2%から4.1%に低下した。8月と9月は合計8.4万人上方修正され、専門・ビジネスサービスと医療がけん引した。FRBの12月利上げ観測が強まり、ドルと利回りは上昇、金は急落した。

非農業部門雇用は予想を大幅に上回り、失業率は4.1%に低下

米労働統計局が6日に発表し、10月の非農業部門雇用者数は16.5万人増と、市場予想の6.5万人を大幅に上回った。失業率は9月の4.2%から4.1%に低下し、失業者数は約710万人だった。失業率は今年3月以降、4.1%から4.3%の範囲で推移し、変動は限定的だった。労働市場の予想外の強さを受け、FRBの12月利上げ観測が強まり、ドルと米国債利回りは上昇、金価格は急落し、株価先物の動きは比較的落ち着いていた。

前月分は大幅上方修正、専門サービスと医療がけん引

8月の雇用増は13.3万人から18.6万人に、9月は2.9万人から6万人に上方修正され、2か月合計で従来推計から8.4万人増加した。10月を業種別に見ると、専門・ビジネスサービスが7万人増と、過去12か月平均の月間1.5万人を大幅に上回り、このうち専門・科学・技術サービスが3.3万人増、管理・支援・廃棄物管理・環境修復サービスが2.8万人増、企業管理が9000人増となり、2025年10月の低水準以降、累計で26.9万人増加した。医療は4.2万人増と、過去12か月平均の3.1万人を上回り、このうち病院が1.6万人増、在宅医療サービスが1.1万人増、外来ケアセンターが5000人増だった。

運輸・製造も拡大、その他業種は横ばい

運輸・倉庫業は2.5万人増で、主に宅配・郵便配送業の1.7万人増と航空運輸業の4000人増によるもので、今年2月の低水準以降、累計で10.4万人増加し、このうち宅配・郵便配送業が7.1万人を占めた。製造業は1.9万人増で、2025年12月の低水準以降、累計で10.1万人増加し、そのうちコンピューター・電子製品製造業が7000人増、機械製造業と一次金属製造業が各4000人増だった。鉱業、建設業、卸売・小売業、情報業、金融業、社会扶助、レジャー・接客業、その他サービス業、政府部門の雇用はおおむね横ばいだった。家計調査では、成人男性の失業率が3.9%、成人女性が3.6%、若年層が13.9%で、白人が3.7%、黒人が6.6%、アジア人が2.8%、ヒスパニックが4.7%だった。

パート・長期失業の圧力は残存、賃金は前月比0.4%増

10月に経済的理由でパートタイム就労を余儀なくされた者は33.9万人増の480万人、27週以上の長期失業者は約200万人で、失業者全体の27.6%を占め、前月からほぼ変わらなかった。労働参加率は61.9%、人口に占める就業者の割合は59.3%で、いずれも9月から0.1ポイント上昇し、無職だが就労を希望する者は約600万人でほぼ変わらなかった。賃金面では、民間非農業部門の平均時給が14セント増の38ドルで、前月比0.4%増、前年比3.1%増、生産・非管理職は12セント増の32.75ドルで前月比0.4%増だった。労働時間面では、民間の週平均労働時間は34.4時間で横ばい、製造業は40.5時間で横ばい、残業は0.1時間増の3.1時間、生産・非管理職は0.1時間減の33.8時間だった。

よくある質問

なぜ米国の10月雇用統計は利上げ観測を強めたのか?

10月の雇用増が16.5万人と予想の6.5万人を大幅に上回り、8月と9月も合計8.4万人上方修正され、失業率も4.1%に低下したため、雇用の強さを示し、FRBの12月利上げ観測が強まった。

10月の雇用増をけん引した業種は?

専門・ビジネスサービスが7万人増、医療が4.2万人増、運輸・倉庫業が2.5万人増、製造業が1.9万人増で、その他の主要業種はおおむね横ばいだった。

統計に残る雇用の質への懸念は?

経済的理由によるパートタイム就労者が480万人に増え、長期失業者も約200万人で27.6%を占めており、一部の労働者が依然として労働時間の短縮や求職難に直面していることを示している。