米国株高を受けアジア株が持ち直し
米国株は10月26日に全面高となり、国際原油価格の下落や半導体株の反発を背景に、S&P500指数とナスダック指数は2週連続の下落を止め、アジア株の投資ムード改善につながった。日本株は強く反発して1000ポイント超上昇し、韓国株も約4%上昇した。
台湾株は連休明けに高く寄り付き一時500ポイント超上昇
台湾株は台風と光復節による4日間の連休を経て、10月27日にそろって高く寄り付き、加権指数は一時500ポイント超上昇し、46,563.86点付近まで上げ、米国ハイテク株の反発が台湾株の安定をさらに後押しできるかが注目された。前の取引日を振り返ると、先週木曜日の22日に加権指数は終値で846.34点急落し、下落率1.81%、46,041.43点で引け、季線を割り込み、当日の売買代金は8,792億元だった。
台積電が電子株をけん引も値動きはまちまち
主力株では、台積電が20元上昇し、2,405元と報告され、相場下支えの重要な指標となった。パネル大手2社、受動部品やメモリー関連もそろって強含み、このうち南亞科は約7%急伸し、力積電は約5%上昇し、一部電子株への買い戻しを反映した。一方で軟調な銘柄もあり、台達電は下げが続き1,525元まで下落し、聯發科は4,000元の節目を割り込み3,955元と報告され、電子系主力株の値動きは依然まちまちだった。
法人は季線と外資の売り圧力に注目
摩爾投顧のアナリスト林漢偉は、台湾株は今日、連休後の遅れた下落圧力に向き合い、休場期間中の国際市場の変動を織り込む必要があると指摘した。休暇中に国際市場が変動を続けたため、電子系主力株に対する外資の売り圧力は依然として相場を左右する重要な要因で、中小型株の値動きもはっきりとまちまちとなり、市場にはまだ全面的な安定回復の兆しが見られていない。一方、週明け月曜の米国市場でハイテク株が強く反発し、フィラデルフィア半導体指数が2.82%急伸したことや、富台指先物の夜間取引が下落から上昇に転じたことが、台湾株の寄り付きに好材料を加えた。
運用は持ち株管理と汰弱留強が適切
林漢偉は、今日の注目点は台積電が相場安定の役割を果たして加権指数の季線維持を主導できるかにあり、今後は外資の売り圧力が和らぐか、店頭(櫃買)指数が下げ止まれるかが注目されると述べた。運用戦略では、投資家は現段階で反発狙いに急ぐべきではなく、持ち株水準を管理し、汰弱留強の戦略を取るべきだ。台積電が重要な節目を守り、店頭指数が下げ止まり、外資の売り圧力が和らげば、台湾株は徐々に底固めを終える機会がある。週明け月曜の米国株引けでは、ダウが146.42点高の52,361.58点、上昇率0.28%、ナスダックが214.04点高の26,169.38点、上昇率0.83%、S&P500が53.09点高の7,676.77点、上昇率0.70%、フィラデルフィア半導体が304.01点急伸の11,083.47点だった。