指数は高値圏でもみ合い、AIが主軸変わらず
台湾株は足元、米国の利上げ観測、外資の売り、地政学リスクなど複数の変数に撹乱され、指数は第四季に高値圏でのもみ合い整理に入った。ただ地場法人群益投顧は、台湾の今年の経済ファンダメンタルズは依然強い韧性を持ち、通年GDP成長率は11.05%に達すると予想する。加えて台積電の決算説明会では第4季の米ドル売上高が52.3億から54.3億米ドル、通年売上高は約44%増との楽観的な見通しが示され、AIを軸とする長期の強気基調は変わっていない。国内資金の下支えとファンダメンタルズの支えがあり、市場の動揺はむしろ銘柄入れ替え、優良成長株を低位で仕込む好機となる。
AIサーバーと高速伝送の勢い強く
AIサーバーと高速伝送の規格引き上げの波の中で、関連サプライチェーンは業績の勢いを示している。高級コーティングドリル針と受託穴あけ需要の恩恵を受ける尖點(8021)は下値メド460元、上値メド570元。AIと光通信に切り込む高僑(6234)は月産能力が7割超拡大し、下値46元、上値59元。1.6Tと3.2T光トランシーバーモジュールのパッケージを獲得する頎邦(6147)は下値180元、上値230元。北米CSP大手から受注した宏致(3605)は下値145元、上値190元。AIとHPCチップのテスト需要に支えられ、受注の見通しが2027年まで延びる精測(6510)は下値2900元、上値3700元。
伝統産業・大型株と重要素材が下支え
伝統産業と大型株グループにも注目点がある。第2季に三率三升となり、米国市場の拡大が進む美食-KY(2723)は下値82.5元、上値92.5元。AM自動車部品の繁忙期と関税引き下げの恩恵を受ける東陽(1319)は下値80.1元、上値86元。本業の精密加工が好調でアップルの折りたたみスマホのサプライチェーンに入る運鋁(2069)は下値26.8元、上値31元。上半期の一株当たり利益が8.45元となった視陽(6782)は下値258元、上値293元。Q4の売上増とCCL大型受注の交渉が期待される南亞(1303)は下値275元、上値380元。データセンター向け光受信素子の量産が寄与する穩懋(3105)は下値450元、上値560元。AIサーバーの通年売上高を前年比100%超増に上方修正した華碩(2357)は下値900元、上値1040元。ガラス基板TGV技術を披露したTPK-KY(3673)は下値68.5元、上値88元。
半導体・金融銘柄とETFでの配置
重要部品では、矽力*-KY(6415)は下値453元、上値596元。GPUとASICサーバーの受注を持つ欣興(3037)は下値1050元、上値1400元。NAND原廠との協力を深める群聯(8299)は下値1740元、上値2300元。先端プロセスとHBM4需要の恩恵を受ける創意(3443)は下値7320元、上値9650元。高速接続チップの瑞昱(2379)は下値706元、上値928元。ハイエンドガラス繊維の需要が逼迫する建榮(5340)は下値90元、上値120元。電子級水素設備を展開する台化(1326)は下値70元、上値90元。前9月の税後純益が好調で時価総額が1兆元を突破した台新新光金(2887)は下値40元、上値49元。ハイエンドHDI生産能力を拡張する臻鼎-KY(4958)は下値550元、上値650元。出稼ぎ労働者の送金とAIセキュリティに切り込む東聯互動(7738)は下値153元、上値190元。ETFでは、国泰20年美債(00687B)は下値23元、上値28元、中信小資價30(00894)は下値38元、上値55元、野村臺灣新科技50(00935)は下値46元、上値72元、大華優利高填息30(00918)は下値30元、上値40元。