米国株の反落で台湾株は安く寄り付く
米国株式市場は29日に売りに押されて反落し、アルファベットの第3四半期決算が市場予想を下回り、フリーキャッシュフローがマイナスに転じ、マーベルが13%超急落したことで、米主要4指数はそろって値下がりし、フィラデルフィア半導体株指数は1%超下落した。台指先物夜間取引も連動して下落し、643ポイント安で引け、30日の台北株式市場の動きに影響した。
台湾株は安寄り後に45000ポイント割れ
台北株式市場は30日に228.54ポイント安の46139.79ポイントで寄り付いた後、下げ幅を1000ポイント超に広げ、さらに45000ポイントを割り込んだ。中小型株も連れ安となり、店頭(OTC)指数は3.17ポイント安の384.2ポイントで寄り付いた。寄り付きで出来高の多かった強い銘柄はAUO、UMC、イノラックス、PSMC、南亜プラスチック。寄り付きで出来高の多かった弱い銘柄は味全食品、大甲、旺玖、大世科、康全電訊。
主力株は全面安
主力株は全面安となり、TSMCは35元安の2380元で寄り付き、メディアテックは225元安の3820元で寄り付き、デルタ電子は115元安で寄り付いた後、ストップ安の1335元まで売られた。TSMC先物は時間外取引で30元安(1.24%安)の2390元で引けた。台指先物夜間取引は安値で一時45850ポイントまで下げ、643ポイント安(1.38%安)の45926ポイントで引け、46000ポイントを割り込んだ。
ハイテク決算とインフレ指標に注目
市場は引き続きハイテク企業の決算に注目しており、アルファベットは第3四半期の調整後1株利益と売上高がいずれも市場予想を下回り、フリーキャッシュフローは2四半期連続でマイナスとなった。同社は通年の設備投資見通しを1950億~2050億ドルに据え置き、株価は約12%急落した。29日の引け後取引では、アマゾンがAIサービス需要への対応で支出が大幅に増加したことから株価が下落し、インテルの売上高見通しも市場予想を下回った。経済指標では、米国の第3四半期の経済成長率が1年ぶりの速さとなり、9月の個人消費支出物価指数は前月比0.5%上昇と6カ月ぶりの大幅な伸びとなり、経済の底堅さとインフレ圧力が並存し、FRBの今後の金利政策への注目が続いている。
米主要4指数はそろって下落
米国株では、ダウ工業株30種平均が132.54ポイント安(0.25%安)の52342.56ポイント、ナスダック総合指数が365.13ポイント安(1.38%安)の26184.72ポイント、S&P500種指数が23.59ポイント安(0.30%安)の7720.39ポイント、フィラデルフィア半導体株指数が165.80ポイント安(1.42%安)の11518.20ポイントだった。