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台湾株が731ポイント急落し5日移動平均線を割り込む、株安・通貨安が同時進行

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30秒要点

台湾株は29日に安く寄り付いた後下げ幅を拡大し、日中には一時760ポイント超急落、加権指数は46,303.67ポイント(-1.56%)を付けた。Alphabet決算を受けたAI懸念、信用買い残89.13億増、台湾ドルが32.5元台へ下落する中、アナリストは5日線を回復できるかに注目している。

台湾株は29日、再び売りに見舞われた。前日は939ポイント急騰したものの、この日は安く寄り付いた後下げ幅を拡大し、日中には一時760ポイント超急落した。Googleの親会社Alphabetの決算が予想を下回ったことでAI投資のコストとリターンへの懸念が広がり、信用買い残の急増、台湾ドルの下落、テクニカル面の弱さが加わり、反発の継続は困難となった。加権指数は47,014.87ポイントで寄り付き、午前10時49分時点で46,303.67ポイント(-731.91ポイント、-1.56%)を付けた。TSMC(2330)を除くベースでは下げ幅は1.96%に達し、売りが他銘柄へ波及していることを示した。アジア株も軟調で、韓国KOSPI指数は日中にマイナスへ転じ3.17%安の5,821.84ポイント、日本の日経225指数は上げ幅を縮め64,035.39ポイント(+0.13%)で推移している。

Alphabet決算がAI投資への懸念に火

Alphabetの第3四半期決算によると、売上高は前年同期比25%増の1,276億ドル、主力の検索事業売上高は約633.5億ドルで、いずれも予想をやや下回った。Google Cloud売上高は103%増の約307億ドルと急増したものの、第3四半期のフリーキャッシュフローはマイナス90.7億ドルと2四半期連続のマイナスとなり、2027年に設備投資を大幅に増やす見通しが示されたことで、AI投資のリターンとキャッシュフローへの懸念が広がった。決算発表後、Alphabet株は時間外取引で一時約10%急落し、ナスダック先物やアジアのテクノロジー株の重しとなった。

信用買い残89億増、台湾ドル再び32.5元台へ下落

台湾株の需給面にも懸念がある。証券取引所の統計によると、前日の集中市場の信用買い残は89.13億元増の6,323億元、1日当たりの増加率は約1.43%、信用売り残は約2.47万株減の19.3万株となった。前日の大幅反発で信用買いが流入したが、この日は再び下落し、短期のレバレッジポジションの整理圧力が注目されている。為替市場では、台湾ドルは前日まで2営業日連続で上昇して引けたものの、日中には再び下落に転じた。午前11時時点で米ドル/台湾ドルは32.517元と、前日終値32.418元から9.9分(約0.31%)の台湾ドル安となり、再び32.5元の節目を割り込んだ。中央銀行は10月12日から16日に外国人投資家が台湾株を194.02億ドル売り越し、179.61億ドルを純流出させ、同期間に台湾ドルが1.37%下落したと指摘しており、株式・為替市場の連動した圧力が引き続き注目されている。

アナリストは5日線の攻防に注目

ベテランアナリストの王映亮氏は、韓国株は日中に急落したものの前回安値を割り込んでおらず、大幅上昇後の正常な調整との見方を示し、Alphabet決算の不振だけで過度に恐慌に陥る必要はなく、むしろ台湾株の変動局面でファンダメンタルズが良好で株価が明らかに調整した銘柄を探し、「良い株を見つけ、安く拾う」機会と捉えるべきだとした。ベテランアナリストの周佳和氏は、短期的には台湾ドルが下落から上昇へ転じられるかに加え、加権指数がこの2日間で5日移動平均線を回復し終値で守れるかがポイントだと指摘した。守れれば弱い基調が反転する可能性があり、大きく下げた優良株を分けて徐々に仕込む余地がある一方、5日線に抑えられ続ければ弱いもみ合いが続くため、慎重に様子を見て早まった押し目買いを避けるべきだとした。

よくある質問

29日の台湾株の日中の動きは?

台湾株は29日に47,014.87ポイントで寄り付き、午前10時49分時点で46,303.67ポイント(-731.91ポイント、-1.56%)を付け、日中には一時760ポイント超急落した。TSMC(2330)を除くベースでは下げ幅は1.96%に達した。

Alphabet決算がなぜ市場の懸念を招いたのか?

Alphabetの第3四半期売上高は前年同期比25%増の1,276億ドル、主力検索売上高は約633.5億ドルと予想をやや下回り、Google Cloud売上高は103%増の約307億ドルだったが、フリーキャッシュフローはマイナス90.7億ドルと2四半期連続のマイナスとなり、2027年に設備投資を大幅に増やす見通しが示され、時間外取引で株価は一時約10%急落した。

需給・為替の圧力と今後の注目点は?

集中市場の信用買い残は89.13億元増の6,323億元、信用売り残は約2.47万株減の19.3万株、台湾ドルは32.517元と32.5元の節目を割り込んだ。アナリストは台湾ドルが下落から上昇へ転じられるか、加権指数が2日以内に5日移動平均線を回復し終値で守れるかを注目点としている。