労工保険局は、11月1日から11月30日まで、今年最後となる農業者退職積立金の掛金率変更を受け付けると呼びかけている。農(漁)業者はこの機会に家計状況を確認して柔軟に引き上げ、政府の掛金負担が6割に引き上げられた新制度のメリットを活用できる。新しい掛金率は12月1日に発効予定で、今回の11月の申請期間を逃すと、次回の変更は116年5月まで待たなければならない。
掛金率は1%から10%まで自主選択
労工保険局によると、農(漁)業者は個人の経済力に応じて、最低賃金の1%から10%の範囲で農退積立金の掛金率を自主的に選択でき、掛金率が高いほど積立額が多くなる。今年の農民退職積立金条例の改正施行後、政府の掛金負担割合は従来の50%から60%に引き上げられ、すなわち農業者が40%、政府が60%を負担する。このため、農(漁)業者が掛金率を引き上げれば、個人の老後資金の積立が増えるだけでなく、政府からの上乗せ補助も合わせて増加する。
最低賃金29,500元での試算
最低賃金29,500元を例にすると、変更前に掛金5%と仮定した場合、掛金総額は2,950元で、農業者の毎月の納付額は1,180元、政府が別途補助する掛金額は1,770元となる。変更後に11月に申請して10%に引き上げると、12月1日から発効し、掛金総額は5,900元、農業者の毎月の納付額は2,360元、政府が別途補助する掛金額は3,540元となる。上乗せ効果としては、農業者が毎月1,180元多く納付することで、政府が毎月専用口座に入れる上乗せ金が1,770元から3,540元に増え、1,770元の増加となり、退職専用口座には毎月合計5,900元が着実に入金される。
電子化システムで照会・試算が可能
労工保険局は、現在の掛金率や個人口座の累積額、掛金率引き上げ後に将来受け取れる退職積立金を知りたい場合、加入している農(漁)会に直接問い合わせるほか、労工保険局の電子化サービスシステムでいつでも照会できると補足した。また、労工保険局のウェブサイトには便利な試算ツールもあり、まず試算して計画し、自身のニーズを確認した上で11月に変更申請を行うかどうか決めるよう活用を呼びかけている。